私は仕事柄、Macユーザーなんですが、最近のアップルに疑問を感じてます。
スティーブ・ジョブズが亡くなってから、アップルの製品に魅力が無くなったように思えます。
アップルの魅力は「驚きと美しさ」
Photo by Hanul (iMac G3)
Photo by Andrea Fistetto
Macのラインナップで思うのはMacPro以外の形が変わらなくなってから久しいということです。
Photo by Stephen Kruso
複数のカラーを用意した、1体型のiMac(iMac G3)が発売された際には「こんな製品、誰がかうの?」と疑ったものです。
円形のマウスも本当に使いにくかった。
でも、製品にインパクトがありました。
Photo by classic-photographic
その後、iMac G4ですこしコンピュータらしくなりました。
Photo by Martin Pettitt
iMac G5は洗練された一体型になり、intel Macになっても、しばらくはホワイトの美しい筐体でした。
ここまでは、良かったです。
出す度に批判もありましたが、それと同じく「驚くべき戦略」だったからです。
CPUがモトローラからインテルに変わったことも驚愕の出来事でした。
そしてシルバーになったiMacに「美しさ」が備わったのでした。
もう一つの戦略は「革新」
Photo by Matthew Pearce
アップルが発表したiPodとiTunesは世界を変えてしまいました。
まさに人類の革新を呼び起こしたのです。
そして、ハードだけでなくサービスも一体となって、アップルの価値を高めました。
スマートフォンの世界を切り拓いたiPhoneはまさに起死回生でした。
一時期は存続も危ぶまれた企業が世界一の企業になったのです。
その原動力は「革新」にあったことは疑いようがありません。
すべてはスティーブ・ジョブズの「デザインへのこだわり」
Photo by Amazon
ジョブズが亡くなってから革新的な製品はなくなってしまいました。
アップルから、驚きがなくなってしまったのです。
スティーブ・ジョブズは製品のデザイン、利便性にとことんこだわりました。
それが、アップルらしさだったと思います。
私にとって、Apple Watchもそれほど魅力がありません。
普通の高級時計の方が、まだステータスを感じます。
個性と美しいデザインが普通の時計にあると思うのです。
全てはスティーブ・ジョブズの「デザインへのこだわり」のたまものだったようで、その後のアップルには幻滅です。
新しいMacProにはジョブズ思想の復活を感じましたが…
「革新・美しさ・驚き」を兼ね備えた製品を発表してこそのアップルだと思います。
期待が高すぎるでしょうか?
スペックのアップだけではない、アップルらしい素晴らしい製品の発表を心待ちにしています。
言い古された内容になってしましましたが、私の切望を記事に込めます。
オススメ
by T.Y.