最近、アートディレクターやデザイナーという言葉がニュースを賑わすことが多いですが、おそらく本当のところは経験者でないと分からないと思います。
私のようなフリーのアートディレクター・デザイナーが、今一番困っているのはWEBデザインの分野です。
本来のアートディレクションやデザインというものは、こんなものではないのだけれど…と思いつつも食べていくためにはWEBの世界もテリトリーとしなくてはいけない。
そんなディレクターの悩みは誰にも分からないのではないかと思う、今日この頃です。
本来CSS云々はプログラマーにお願いしたい
私のように一人で企画からフィニッシュまでをやっていく人間にとっては、WEBの仕事はクリエイティブな世界がほんの少ししかない現実というものに気づかされます。
特に、コンセプトワークからデザインへ落とし込む作業は、全体の制作作業のほんの一部にすぎません。
その部分が最も大事なのですが、予算をプログラミングやコーディングという工程に取られてしまって、クリエイティブな部分では食べていけない状況が発生しています。
WEBデザインという分野はクリエイティブなのかどうなのか分からないという現実に悩まされます。
クリエイターはこんな分野に手を出すべきではないのではないかと思っています。
でも、やらないと仕事として成り立たない。そんなジレンマに常に悩まされています。
このブログでも、仕事のカテゴリーではCSSやらjQueryやら本当はクリエイティブとは言えないノウハウを書き綴ることになっています。
ホント、これはもう違うんだ。
いつも思うんです。
プログラミングやコーディングがなくては成立しないカテゴリーだと分かってはいるんですが…
…で、今日も悩まされたCSS
なんだか、分かりませんがページの要素はあるのに、その背景に色を配置しても、途中までしか反映されないという現象に悩まされました。
以下は解決できたCSSです。
なんで、こんなことになるのか分かりませんが、とりあえず備忘録です。
#wrapper { height: 100%; background-color: #FFF; } #wrapper { min-height: 100%; } #wrapper { height: auto; }
これって何度も悩まないために覚えておきます。
私のように時間を無駄にしないよう、このページが役立つことを願っています。
では、今日はここまでです。
by T.Y.